日常の一コマや感じたこと。
偏見に満ちたオタク発言とか
二次創作発言などが極めて多し。
良く分からないと言う方は、回れ右推奨です。
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司馬遼太郎著『一夜官女』読了。
今まで司馬先生の本は読んだことがなかったんです。
というのも、司馬先生とのファーストコンタクトが
映画『梟の城』でして。
…ぶっちゃけ、小学生(中学1だったかな?)には難しすぎです。
何でそんな子供が見たかと言うと、親に連れてかれたから(爆)
今観ればそれなりに感慨深いのかもですが。
ぶっちゃけ小学生には(ry)
――とまぁそんなわけで。
今まで「私にゃ合わんな」と、あえて読まなかったんですが…。
これは良い。司馬先生のは難しいとか。長いとか(ヲイ)
そう思って避けてる人居たら、お勧めです。短編集だし( ̄▽ ̄)
――ただし。
ハッピーエンドは一つとしてありません(爆)
どれもこれも、最後はちょっと切ないものばかり。
強いて言えば、『女は遊べ物語』と『伊賀の四鬼』と『京の剣客』は
(主人公にしてみれば)ハッピーエンドかもしれないが。
残りの『一夜官女』・『雨おんな』・『侍大将の胸毛』は
非常に切ない。こう、読み終わったら胸がきゅーっとなる(><)
私が個人的に好きな話は、表題にもなっている『一夜官女』です。
表題作が一番良い話、という伝統(?)のままです。
豊臣方の武将「薄田隼人正兼相」さんのお話。
…豊臣方、って言うところで、エンディングを推して知るべし。
この兼相さんと、小若という女性の一夜限りの逢瀬と言うか。
たった一夜の契でお互い惹かれあうんだけど……。
エンディングは(ry)
この方は割と美丈夫…というか「魅力にとんだ顔」と書かれてます。
――が。顔より態度が素敵。兼相さん、ちょっと惚れそうです。
しかし、である。
惚れると言うなら、こっちに軍配が上がるかもしれないよ。
『雨おんな』の主人公。
出雲の歩き巫女である「おなん」が出会った武将。
この方もやっぱり豊臣方。宇喜多中納言様の家来である
稲目左馬蔵さん。――何でこう、豊臣ばかりなのか(笑)
この人、何かこう…惚れてまうやろーーーー!!って言いたい(大丈夫か)
顔立ちはそんなに良くない(ヲイ)みたいですが、愛嬌があるようで。
でも結構酷い人です(笑)だって、おなんとの出会いがまず最悪。
関ヶ原の合戦前。
人が逃げ出した村に、たまたま立ち寄って(歩き巫女なので)一夜を
明かしていたおなん。それをたまたま見つけたのが、関ヶ原に行く前の
左馬蔵さん。
「女じゃな」の一言で、あっという間に彼女を手篭め。…アンタ何してんの。
まぁ、おなんも歩き巫女と言うことで「春を売る」こともあって。
吃驚すれどもそんなにショックではなかったらしい。でも
おなん「酷いことをなされます」
左馬蔵「べつに酷いことをしたおぼえはないぞ」(あっさり)
――うわぁ、開き直りと言うか元より本気で「悪い」と思ってない。
このあと流石に此処には書けないが、このヒトのとんでもない
「理屈」が飛び出すんだが…それがまた妙に憎めないと言うか(苦笑)
しかもこの後「顔を見ておきたい」と明かりをつけて。
おなんがあまりにも美人だった所為で、物凄く動揺(笑)
「そもじ、こ、この屋敷の娘御前か?」
――なんて可愛いにもほどがある(笑)
でも。落ちたのは此処じゃない。
おなんが「あ、無体な」と声を上げたのに対して
「なにが無体なものか。俺ほどおなごに優しい男はないぞ」
――と。あっさり言いきったところで落ちた( ̄▽ ̄)
なんだそれは。やってることと言ってること、違うじゃないか!!
でもこの後、彼の言う「理屈」から言えば。
確かにこの人、おなごに優しいんだろうと思うよ。
貴方の行動と理念は、確かに一致している(笑)
そこがいっそ潔い。
ああもう惚れてまうやろーーー!!(落ち着け)
いやね、誤解のないように言っておきますが。
この人の「行為」を容認するのではなくて、あくまでもこの人の
物言いと言うか。野放図さが好きだと。
そこに惚れてまうよ、ってことです。念のため。
――此処まで知って、私と同じくらい左馬蔵にメロった方は。
最後の最後で、ごっそりハートを持っていかれます。
左馬蔵さん、マジカッコいい。マジ惚れる。素敵過ぎv
悲恋だけど、こう、胸が、きゅぅーっとする。
何処かで見かけたら、一読してみるのも一興ですv
『一夜官女』と『雨おんな』――これ、お勧めです。
そして是非、兼相さんと左馬蔵さんに、惚れてください(笑)
今まで司馬先生の本は読んだことがなかったんです。
というのも、司馬先生とのファーストコンタクトが
映画『梟の城』でして。
…ぶっちゃけ、小学生(中学1だったかな?)には難しすぎです。
何でそんな子供が見たかと言うと、親に連れてかれたから(爆)
今観ればそれなりに感慨深いのかもですが。
ぶっちゃけ小学生には(ry)
――とまぁそんなわけで。
今まで「私にゃ合わんな」と、あえて読まなかったんですが…。
これは良い。司馬先生のは難しいとか。長いとか(ヲイ)
そう思って避けてる人居たら、お勧めです。短編集だし( ̄▽ ̄)
――ただし。
ハッピーエンドは一つとしてありません(爆)
どれもこれも、最後はちょっと切ないものばかり。
強いて言えば、『女は遊べ物語』と『伊賀の四鬼』と『京の剣客』は
(主人公にしてみれば)ハッピーエンドかもしれないが。
残りの『一夜官女』・『雨おんな』・『侍大将の胸毛』は
非常に切ない。こう、読み終わったら胸がきゅーっとなる(><)
私が個人的に好きな話は、表題にもなっている『一夜官女』です。
表題作が一番良い話、という伝統(?)のままです。
豊臣方の武将「薄田隼人正兼相」さんのお話。
…豊臣方、って言うところで、エンディングを推して知るべし。
この兼相さんと、小若という女性の一夜限りの逢瀬と言うか。
たった一夜の契でお互い惹かれあうんだけど……。
エンディングは(ry)
この方は割と美丈夫…というか「魅力にとんだ顔」と書かれてます。
――が。顔より態度が素敵。兼相さん、ちょっと惚れそうです。
しかし、である。
惚れると言うなら、こっちに軍配が上がるかもしれないよ。
『雨おんな』の主人公。
出雲の歩き巫女である「おなん」が出会った武将。
この方もやっぱり豊臣方。宇喜多中納言様の家来である
稲目左馬蔵さん。――何でこう、豊臣ばかりなのか(笑)
この人、何かこう…惚れてまうやろーーーー!!って言いたい(大丈夫か)
顔立ちはそんなに良くない(ヲイ)みたいですが、愛嬌があるようで。
でも結構酷い人です(笑)だって、おなんとの出会いがまず最悪。
関ヶ原の合戦前。
人が逃げ出した村に、たまたま立ち寄って(歩き巫女なので)一夜を
明かしていたおなん。それをたまたま見つけたのが、関ヶ原に行く前の
左馬蔵さん。
「女じゃな」の一言で、あっという間に
まぁ、おなんも歩き巫女と言うことで「春を売る」こともあって。
吃驚すれどもそんなにショックではなかったらしい。でも
おなん「酷いことをなされます」
左馬蔵「べつに酷いことをしたおぼえはないぞ」(あっさり)
――うわぁ、開き直りと言うか元より本気で「悪い」と思ってない。
このあと流石に此処には書けないが、このヒトのとんでもない
「理屈」が飛び出すんだが…それがまた妙に憎めないと言うか(苦笑)
しかもこの後「顔を見ておきたい」と明かりをつけて。
おなんがあまりにも美人だった所為で、物凄く動揺(笑)
「そもじ、こ、この屋敷の娘御前か?」
――なんて可愛いにもほどがある(笑)
でも。落ちたのは此処じゃない。
おなんが「あ、無体な」と声を上げたのに対して
「なにが無体なものか。俺ほどおなごに優しい男はないぞ」
――と。あっさり言いきったところで落ちた( ̄▽ ̄)
なんだそれは。やってることと言ってること、違うじゃないか!!
でもこの後、彼の言う「理屈」から言えば。
確かにこの人、おなごに優しいんだろうと思うよ。
貴方の行動と理念は、確かに一致している(笑)
そこがいっそ潔い。
ああもう惚れてまうやろーーー!!(落ち着け)
いやね、誤解のないように言っておきますが。
この人の「行為」を容認するのではなくて、あくまでもこの人の
物言いと言うか。野放図さが好きだと。
そこに惚れてまうよ、ってことです。念のため。
――此処まで知って、私と同じくらい左馬蔵にメロった方は。
最後の最後で、ごっそりハートを持っていかれます。
左馬蔵さん、マジカッコいい。マジ惚れる。素敵過ぎv
悲恋だけど、こう、胸が、きゅぅーっとする。
何処かで見かけたら、一読してみるのも一興ですv
『一夜官女』と『雨おんな』――これ、お勧めです。
そして是非、兼相さんと左馬蔵さんに、惚れてください(笑)
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