日常の一コマや感じたこと。
偏見に満ちたオタク発言とか
二次創作発言などが極めて多し。
良く分からないと言う方は、回れ右推奨です。
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海音寺潮五郎先生の短編集(?)にて。
『伊達政宗』・『真田幸村』・『竹中半兵衛』を読了。
以下、さくっと感想。
・『伊達政宗』
筆頭(政宗さんはこう呼ぶと決めている/笑)、演出パネェ!(笑)
ていうか、のっけから
「おとなしい子で、すぐ顔を赤くする子(要約)」とか!嘘やん!(笑)
そんな照れ屋さんが、死に装束で金箔張りまくった十字架かついで
「オラオラ」とやってくるわけがない!(笑)
野心家で策略家。「どっちに転んでも損はせぇへんで」という
難波の商人も真っ青なやり口が、いっそ潔い(笑)
でもおとーやんの仇、その扱いが苛烈で少々怖い。
ぶっちぎれた筆頭には近づかぬが吉。
片倉小十郎(父の方)の
「(扇でハエを追う仕草)…ハエは、何度追っても飛んできますわなぁ」
――という、これだけのワンシーンで片小に惚れた(笑)
秀次(秀吉の甥で関白を継ぐも、後に切腹させられてる)と親交があったばかりに
とばっちり食って「奥州を出て伊予の国に行け!(多分事実上の左遷)」言われて
「嫌だー!何とかしてー!」と家康に泣きつく筆頭(※筆頭は泣いてない)。
「そんなヘタレでどうすんねん!」と叱りつつも、結局筆頭のこと助けてあげた
家康に萌えたv(笑)
関ヶ原の時。「勝手に上杉に喧嘩売るなよ」って言われてたのに
「味方すれば百万石くれるっていうけど。その場限りの約束にならない保証は無いやん。
既成事実作って、自分でぶん取らにゃ!」と勝手に上杉に喧嘩売る筆頭。
「喧嘩売るなっつってんだよコラ!調子に乗んな!」と家康(天下人予定)に叱られて
流石に諦めた筆頭が可愛い(笑)
・『真田幸村』
シバリョの『軍師二人』と比べて、真田が非常に大人しくて優美(笑)
私の中の真田は、もっとこう…ドライで鬼で、性格ねじ曲がってるんだが(笑)
犬伏の別れでは、どうも兄ちゃんと殺し合いに発展しそうな勢いだったそうだが。
又兵衛さんと出城の場所争いしたはずなんだけど、そのことには触れられてない。
つーか、最初っから又兵衛さんが「真田にやらせれば?」なスタンスなのが
ちょっと…違うの。私の中では(苦笑)
大野修理さんの扱いが、ちと酷くない?(笑)
やんわりだけどボロクソ書いてあるよ(苦笑)
息子の大助が、凄く可愛い…vすっごい健気!
「あの」井伊掃部殿が、その健気さに涙したんだから凄い(笑)
薄田さんと塙ちゃん。さらーっと流されて、ちょっと切ない(苦笑)
・『竹中半兵衛』
……私の中の半兵衛さんが、何か違う人になった…!(笑)
イメージは「かいこ」さんの半兵衛なんだけど。
「武辺者たるところを見せてやろう」という一言で。
ほんとに稲葉山城を乗っ取ったとか凄すぎだよ(笑)
でも作中でも語られるように、この人は芸術家気質だとおもう。
戦の巧妙とか碌の加増とか。そんなんどーでも良い人だなぁ、と。
戦の中で、己の策がどの程度通用するのか。
自分の描いた絵地図通りに人が動く。動かせる。
それだけを楽しんでた人だと思う。何となく。
BASARAの半兵衛さんは「秀吉」という人とその夢に固執した人だけど。
史実の半兵衛さんは「戦」という舞台・戯曲を書いて、演じさせて
それを楽しんでた人。作品を作り上げることが目的だった人。
…なんかそんな感じ。戦術・戦略マニアです。
あと、都筑道夫先生のミステリー短編集も読了。
『仮面舞踏会』・『いの一番大吉』・『退職刑事』・『くわえ煙草で死にたい』
長くなるのでちょっとだけ感想。
『いの一番~』と『くわえ煙草~』の主人公である
西連寺剛(さいれんじ・つよし)さん。
――めっちゃ、好き……v(ほわ)
イメージ的にね、皇国の直ちゃんだと思うの!(思う言われても)
優しいのか冷たいのか分からない。
据え膳は食うタイプ。優秀だけどアウトローっぽい。
自分を「野良犬」だと自覚してる、私立探偵。
「この人犯人だよなー」と分かってても、誘われればコトに至る。
――あんたって人は!(床バシ/笑)
…なんかもうね、野良犬タイプに弱いよ、最近…(笑)
猜疑心が強いとかじゃなくて、何かこう…放っておけないタイプの人と言うか。
又兵衛さんも、直ちゃんも。西連寺さんも、私的にはこのカテゴリ。
†追記†
「いの一番大吉」の大吉が抜けてました。
修正しました。すいません(><)
『伊達政宗』・『真田幸村』・『竹中半兵衛』を読了。
以下、さくっと感想。
・『伊達政宗』
筆頭(政宗さんはこう呼ぶと決めている/笑)、演出パネェ!(笑)
ていうか、のっけから
「おとなしい子で、すぐ顔を赤くする子(要約)」とか!嘘やん!(笑)
そんな照れ屋さんが、死に装束で金箔張りまくった十字架かついで
「オラオラ」とやってくるわけがない!(笑)
野心家で策略家。「どっちに転んでも損はせぇへんで」という
難波の商人も真っ青なやり口が、いっそ潔い(笑)
でもおとーやんの仇、その扱いが苛烈で少々怖い。
ぶっちぎれた筆頭には近づかぬが吉。
片倉小十郎(父の方)の
「(扇でハエを追う仕草)…ハエは、何度追っても飛んできますわなぁ」
――という、これだけのワンシーンで片小に惚れた(笑)
秀次(秀吉の甥で関白を継ぐも、後に切腹させられてる)と親交があったばかりに
とばっちり食って「奥州を出て伊予の国に行け!(多分事実上の左遷)」言われて
「嫌だー!何とかしてー!」と家康に泣きつく筆頭(※筆頭は泣いてない)。
「そんなヘタレでどうすんねん!」と叱りつつも、結局筆頭のこと助けてあげた
家康に萌えたv(笑)
関ヶ原の時。「勝手に上杉に喧嘩売るなよ」って言われてたのに
「味方すれば百万石くれるっていうけど。その場限りの約束にならない保証は無いやん。
既成事実作って、自分でぶん取らにゃ!」と勝手に上杉に喧嘩売る筆頭。
「喧嘩売るなっつってんだよコラ!調子に乗んな!」と家康(天下人予定)に叱られて
流石に諦めた筆頭が可愛い(笑)
・『真田幸村』
シバリョの『軍師二人』と比べて、真田が非常に大人しくて優美(笑)
私の中の真田は、もっとこう…ドライで鬼で、性格ねじ曲がってるんだが(笑)
犬伏の別れでは、どうも兄ちゃんと殺し合いに発展しそうな勢いだったそうだが。
又兵衛さんと出城の場所争いしたはずなんだけど、そのことには触れられてない。
つーか、最初っから又兵衛さんが「真田にやらせれば?」なスタンスなのが
ちょっと…違うの。私の中では(苦笑)
大野修理さんの扱いが、ちと酷くない?(笑)
やんわりだけどボロクソ書いてあるよ(苦笑)
息子の大助が、凄く可愛い…vすっごい健気!
「あの」井伊掃部殿が、その健気さに涙したんだから凄い(笑)
薄田さんと塙ちゃん。さらーっと流されて、ちょっと切ない(苦笑)
・『竹中半兵衛』
……私の中の半兵衛さんが、何か違う人になった…!(笑)
イメージは「かいこ」さんの半兵衛なんだけど。
「武辺者たるところを見せてやろう」という一言で。
ほんとに稲葉山城を乗っ取ったとか凄すぎだよ(笑)
でも作中でも語られるように、この人は芸術家気質だとおもう。
戦の巧妙とか碌の加増とか。そんなんどーでも良い人だなぁ、と。
戦の中で、己の策がどの程度通用するのか。
自分の描いた絵地図通りに人が動く。動かせる。
それだけを楽しんでた人だと思う。何となく。
BASARAの半兵衛さんは「秀吉」という人とその夢に固執した人だけど。
史実の半兵衛さんは「戦」という舞台・戯曲を書いて、演じさせて
それを楽しんでた人。作品を作り上げることが目的だった人。
…なんかそんな感じ。戦術・戦略マニアです。
あと、都筑道夫先生のミステリー短編集も読了。
『仮面舞踏会』・『いの一番大吉』・『退職刑事』・『くわえ煙草で死にたい』
長くなるのでちょっとだけ感想。
『いの一番~』と『くわえ煙草~』の主人公である
西連寺剛(さいれんじ・つよし)さん。
――めっちゃ、好き……v(ほわ)
イメージ的にね、皇国の直ちゃんだと思うの!(思う言われても)
優しいのか冷たいのか分からない。
据え膳は食うタイプ。優秀だけどアウトローっぽい。
自分を「野良犬」だと自覚してる、私立探偵。
「この人犯人だよなー」と分かってても、誘われればコトに至る。
――あんたって人は!(床バシ/笑)
…なんかもうね、野良犬タイプに弱いよ、最近…(笑)
猜疑心が強いとかじゃなくて、何かこう…放っておけないタイプの人と言うか。
又兵衛さんも、直ちゃんも。西連寺さんも、私的にはこのカテゴリ。
†追記†
「いの一番大吉」の大吉が抜けてました。
修正しました。すいません(><)
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