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何気なく差し伸べた、手。
その指の先にあるのは、少年から青年へと羽化し始めた……
けれど、僅かに幼さを残した君の、あどけない寝顔。
柔らかな頬の上に翳された、私の右手。
触れたくて。でも触れられなくて。
一向に縮まらない──あと、1cm。
穏やかな寝息。
微かに震える長い睫毛。
吐息も、胸の鼓動も見えてしまいそうなほど傍に居るのに。
如何して君が、こんなにも遠いんだろう?
愛しくて、愛しくて、魂も砕けるほどに、いとおしくて。
でも想えば想うほど、君が遠くなる。私は壊れる。
心が、言うことを聞かなくなる。
そうなればきっと、私は君の全てを壊して喰らって何も残さない。
だから、触れられない。──触れては、いけない。
こんなに近くに居るのに、君には永遠に、届かない。
──届いては、いけない。
君を失うのが怖いから。
私は君に触れたりしない。
私が君に触れない代わりに
もう、誰にも触れないで。
──…今更ながら、某本屋で『愛ルケ』のDVDポスターを見まして。
そのキャッチフレーズ『もう、誰にも触れさせたくない』と言うのを
目にし、それを基にして上のような文章を妄想。そして構築。
少年のモデル(?)は、勿論、神埜最愛の某所4様(微笑)
…最愛4様をお相手に、何でこんな昏い文章……(--;)
しょうがないんです。だってキャッチフレーズからイメージすると
こんな感じになるんだもの!!(※他人の所為にしない)
今度は、もっと明るい文章を……書けると良いなぁ( ̄▽ ̄)