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はまるとそのまま一直線のワタクシ。
今も『西の善き魔女』を破竹の勢いで(という表現は怪訝しいが)読んでます。
今やっと六巻を読んでるところ。
五巻は外伝だったのでとりあえず後回しにしました。
基本的にフィリエル(主人公)とルーンが出てないと読む気がしないのです。
もー、ほんとにこの二人にはヒヤヒヤさせられます。
ルーンはあくまで「フィリエルの為」という理由以外では(今のところ)行動しないし
フィリエルはフィリエルで「この世でルーン以外は何も欲しくないの」ときっぱり
言い張ってくれて無茶しまくりだし。
相手の為を思って傍から身を引き、一人闇の世界に落ちて行ったルーン。
其処まで想われれば女冥利に違いありません。──が。
勝手に一人で自己完結してもらわれては、たまったもんじゃないですよ。
「あたしはルーンについていくわ」と言う言葉を振り切って一人消えていくルーン。
そんなルーンを追う為に安全な──ひいては高い地位を約束された場所を躊躇いなく
捨て去るフィリエル。
…完全にすれ違ってます。お前達、もっと相手の話をよく聞け、と言いたい(笑)
そんな不毛な恋を引きずってこの先生きていくのか、とフィリエルが気の毒になったのですが。
──所詮ルーンは「フィリエル命」なんですよ。何だかんだ言って(爽微笑)
以下、かなり深いネタバレの為伏せ。
「構わないわ」・「うん、それ知ってるから大丈夫」という方だけ見てくださいね。↓
竜に襲われて死にそうになったフィリエルを見捨てられず、結局表舞台に出てくるルーン。
「もう二度と逢うつもりは無い」と振っておきながら、訳あって急に消えたフィリエルの身を
案じて案じて一睡もしなかったルーン。
見つかったフィリエルを思いっきり抱きしめて「消えないでくれ!」とか「酷いよ」とか
「あんな風に消えるなんて酷い、君は何処にも居なかった」とか自分のことは棚に上げて
泣きじゃくりながら抱きつくルーン。
フィリエルに好きか、と問われて「今更言えるわけ無いじゃないか。す──好きだなんて」
と答えたルーン。
「フィリエルはぼくがもらう。これだけは譲れない。ほかに何も欲しいものなんて無いのだから。
だからフィリエルは渡さない」
──そうユーシスに啖呵を切るルーン。
「これからは、ぼく以外の人間にキスを赦してはだめだよ?誰かに無理やりされそうになったら
ぼくがそいつを殺すよ。それでもいいかい?」
──独占欲丸出しのルーン。
…そんな君が── 大 好 き で す …!
やべぇ…マジでこの子好きすぎる…(笑)
うん、君はそのままいつまでもフィリエル命でいてください。
何時かきっと、フィリエルと一緒に故郷であるセラフィールドに戻ってください。
勿論、その時はフィリエルを「ユーナ(※ただ一人の女性、の意らしい)」として、ねv
あー…もうほんとこの二人大好きだ…v
そしてあんまり関係ないけど、ルーンのテーマ曲って槇原さんの『Hungry Spider』だと
思うんですよ。個人的に。
そしてフィリエルはCORE OF SOULさんの『クジラ』かと。……二人とも何となく(笑)
コミックス、本気で既刊分全部揃えようかなー……。
もう一度あの別れのシーンを見るのは辛いんだが…。
とりあえず、続きを読んできます