IDOLATER．

S.A.Cのこの話を見てたら、ふと坊を想いました。
原題(?)は「偶像崇拝」なのですが、サブタイトル(?)が「IDOLAＴER」
なんですよ。

「名ばかりの英雄より、夢を語るお人形の方が良いもの」

最後のシーンの、素子姐さんのこの台詞が、妙に心に残りました。
一度英雄の肩書きを得てしまった人物は、民衆が英雄を求める限り、
ずっと英雄で居なければならない。ましてや死んでしまって名ばかりの
英雄なんて、誰も見向きもしない。何の役にも立たない。

何となく、坊ちゃんが「英雄」を嫌って放浪の旅に出た理由がわかるような。
あそこで坊がトランに残って「大統領」になってしまったら、もうそれは
「大統領」じゃ無いんですよね。「英雄」なんですよね。
そして「英雄」は、常に民衆の理想でなければならない。民衆の願いを
叶える万能の者でなければならない。
──…そんなの耐えられるわけが無いですよね…。ましてや彼は
望んでそんなものになったわけじゃない。結果としてそうなってしまった
だけで、自分の薄汚れた手と呪われた紋章を持つ意味を知っている。
…だから「英雄」になんてならない。なりたくない。

…何かそんなことを思ってみてました。
やっぱりS.A.Cは奥が深い（＾＾）

　君の為だけに生きたいと願うのに。
　如何して僕は君の為に生きれないのだろう。

　呪われた紋章よりも忌まわしい

　「英雄」の肩書きを、僕は憎む。





続きにて、拍手コメントのお返事してます（＾＾）

＜６月９日に拍手&コメントを下さったお嬢さん＞
先ずはお礼をば。
こんなダメダメサイトに、拍手とコメントを下さって有難うございましたｖｖ
しかも管理人も忘れていたという５周年の言祝ぎまで…ｖｖ
嬉しくて舞い上がってしまってます（＾▽＾）
相変わらず自分勝手で稚拙な作品しか置いていないサイトですが、
これからももっと精進していこうと思いますので。
宜しければ、これからもどうぞご贔屓に（＾＾）ｖｖ