月見れば……

纏うのは、漆黒のドレス。
絹よりも艶やかで、ビロードよりも柔らかく滑らかな
漆黒の裳裾。
そこに鏤められたダイヤやルビー。そして銀や金の
飾りに、紗のヴェール。
――けれども、それらの輝きさえも霞んでしまうのは、
彼女がそれ以上に気高く、美しく輝いているから。

その姿は、まさに天界に君臨せし、女王。



――てな感じです。
中秋の名月（＾＾）

いやー、昨日までずーっと雨だったので、
今年は見れるかどうか解らなかったんですが、奇跡のように
今日は一日秋晴れ。良いお月見日和でした（＾＾）

特にお供えとかはしませんでしたが、そこはそれ。
大事なのはそういうのを愛でる「心」ですから（￣▽￣）←ヲイ

んで、近所のパチンコ屋のネオンが消えるのを待って（笑）
外に出て空を見上げてみました。
――その美しいことと言ったら…！！
月明かりでかなり周りは明るく、「これなら提灯もいらんわな」と
妙に昔を忍びつつ、暫し月光浴してました（＾＾）
星の光すら吸収されて、完全に月しか見えない。
けれど金星だけはくっきりと見えてるあたり、
「ヴィーナスとアルテミスの矜持か…」などと思ってみたり（笑）
（※今更注釈する必要もないでしょうけれども、念の為。
　「金星＝ヴィーナスの名を持つ惑星」「アルテミス＝月の女神」です（＾＾））


来年もまたこんな風に綺麗に見えたら良いなぁ…（＾▽＾）ｖｖ