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ふと小野先生の小説が読みたくなった、昼下がり。
十二国を読もうかなとも思ったのですが、なんかちょっと
違う気分。
じゃあ一体何が?と自身に問いかけて。
「東京(ほんとは中に一本線が入った字ですが出ないので)異聞を読もう」
――と思い立ち。
部屋の本棚の中から、『東京異聞』と『緑の我が家』と『過ぎる十七の春』を
引っ張り出してきました。
ちなみに。
『緑の我が家』と『過ぎる十七の春』は、ホラーです( ̄▽ ̄)
『過ぎる十七の春』は、ちょっとホラー色が薄い…ような気もしますが、
『緑の我が家』は完全にホラーです。怖いです。
小野先生のホラーは、背筋を、すぅっ、と撫でられたような。
そして其処に誰か立っているような気配を感じさせる作品。
グロテスクな人食い化け物が出てくるわけじゃなく、本当に
「幽霊」とか「祟り」とか。そういうものの存在を認識させるもの…とでもいうか。
妙に理論的(?)に現状・心象が描写してあるので、なまじそういう化け物が出てくる
話より怖いです。
…夜に一人で読んでると怖いですよ(^^;)
――まぁそんなわけで。
改めてその三作品を再読したんですけども。
……もう、このお方を神と呼ばずして、如何する、と。|||orz|||
管理人とて、ネットの中で夢を書く、夢書きの端くれ。
六年ぐらいそーゆーサイトを運営してるわけで、少しは昔より文章力が
ついたものと……ちょっとだけ。ちょっとだけ自分をほめたいと思うのに。
――やはり神には及びません。ていうか、おこがましいと改めて自戒(--;)
何時かこのお方に追いつく…否、背中が見えるようになれば…。
――なんて思う自分のおこがましさ。恥知らずさ。
……嗚呼、もう本当に尊敬・敬愛しております>小野主上
もっともっと語彙や表現を勉強して。
少しでも良い文章を書きたい――そう思った、冬の午後。