祈り。

　その身に神の言葉を宿さんと、
　少女は眠る。
　その身に民の祈りを刻まんと、
　少女は眠る。
　瞼の裏で、神の庭に遊び。
　心の中で、人の世に微睡む。


 

先日放送された、ナスカの古代文明ミステリーの番組。
それを見ての、イメージというか創作。
殆ど何も知らないに等しいので、ひとえに個人的創作産物。

蒼い化粧の少女の神官。そのミイラ。
幾歳の時を経て、眠り続けるその瞼の裏で。
彼女は何を見ているんだろう？
肉体は活動を終えても、彼女の魂は、まだ其処に居て。
かつて結んだ神の世界と人の世界の狭間で、
未だに夢を見ている気がするのです。


古代のロマン。
そういうものが、大好きです（￣▽￣）