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今盛んにニュースに取り上げられている話題。
――『口蹄疫』。
…もうね、酷すぎます。いろんな意味で。
管理人は南九州に棲んでますので、その恐怖を
地元ニュースで連日耳にする訳ですよ。
地元紙にも欠かさず記事が載っていますしね。
あんまり此処で政治がどうの、と批判・非難するのは
好きではないのですが、こればっかりは。
南九州は畜産王国。それゆえに、この騒動は
何よりも身近なんです。たとえ己自身が畜産業に
関わる者でなくても。
人間、まずは生きる為に食わなきゃならん。
その「食」に関する事。ましてやただでさえ低い自給率を
必死に支えている人々を切り捨てるようなことはしないでほしい。
「感染したら、すべての牛を処分しなきゃならない。だから感染しないで
ほしいと思ってる。けれど、毎日毎日『ああ、今日は感染してなかった』と
安堵する一方で、何時その時が来るのかと怯えて暮さねばならない。
いっそ感染が確認された方が楽になる」
――地元紙に載っていたコメントの要約。
「感染してほしくない。だけど何時騒動の終わりが来るのか解からない」
それがどれだけのストレスになることやら。寝不足やノイローゼが
蔓延してます。
牛舎の設備投資などに、多額の借金を抱えている方も少なくないらしいです。
その場限りの救済ではなく、将来を見据えた支援を、と思います。
「処分される牛を見て、毎日泣いていた妻。『もう牛は飼えない』と呟いた」
「水泡が爛れ、黒く腫れた乳房から死ぬまで我が子に乳を与えていた母豚」
――記事の中の現実は、机上高みの会合では何一つ救えません。
「少ないながらも寄付させていただきました」
「心中お察しします」
――県内外から寄せられる、温かい言葉。救いの手。
それに救われた方も、いらっしゃると思います。