日常の一コマや感じたこと。
偏見に満ちたオタク発言とか
二次創作発言などが極めて多し。
良く分からないと言う方は、回れ右推奨です。
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事ある時に降る雨を、島津雨と呼ぶ。
吉兆として喜ばれるそれだが、今はどうなのだろう。
「蝉時雨も、それに含まれます?」
「入らん」
ぷか、と紫煙を燻らせて。
隣に座った男が即答する。
島津宗家十六代目当主、義久さん。
ポニーテールに括った長い髪を、鬱陶しそうに一度掻きあげた。
「でも。これだって雨ですよね?」
「雨は雨でん、蝉の声じゃ。天かい降っ水じゃ無かが。
――大体、そいまで入れっしもたら、有難味が薄ぅなるがよ」
「有難味……。そういう、問題でしょうか…?」
「……わい(お前)は、存外しつけぇ(しつこい)の。
そいとん何か?蝉にまで頼らにゃならんほど、おい(俺)が
頼り無かち思うちょっとか?」
じろり、と。
涼やかにして切れ長の瞳が、私を睨む。
まさか、と私は慌てて手を振った。
「島津に暗君無し。総領の義久様に、そんなこと言いません。
そもそも、そんなこと思いもしませんよ」
「ふん、口だけは達者じゃの」
ぷか、と。紫煙が再び揺れた。
「大体」
咥え煙草が良く似合う、端整な横顔。
目を眇めて私を見ている。
「吉兆は戦ん時だけで充分じゃ。今これが吉兆なれば、
おいは、わいに要らん期待ばしちまうじゃろが」
「へ?」
ぽかんと口を開けて、彼を見る。
義久さんは、そんな私を見て、失礼なほど盛大な溜息をついた。
「分からんなら良かが。忘れろ」
少し拗ねたような口調で言って、義久さんは立ちあがる。
慌ててそれを追おうとした私に、ついて来んな、と一言。
見上げる私と、見下ろす義久さん。
交わった視線を逸らして、義久さんはもう一度溜息をついた。
「……ここまで鈍感やと、期待すんのもバカバカしかね」
鈍感、と。
止めのように言い捨てて、義久さんは屋敷の奥へと入って行く。
一人残された私に、蝉時雨だけが降り注いだ。
†††
ノリで書いた、かいこさんの義久さん。
ニセモノとか言う以前に、薩摩弁がめちゃくちゃだ…(笑)
島津十字の家久さんも書きたいですねぇ…。
溺愛する愛娘(=亀寿)が居ても。
それでも全然良いよ義久様…!(落ち着け)
ツンデレな感じで書きたい。
いやむしろ、ツンツン時々デレぐらいで。デレが圧倒的少ない(笑)
だってそういう御方だし(笑)
稚拙な駄文ですが、読んでいただいて多謝です(^^)
†
<余談>
久しぶりにBSR宴やってたら。
宗麟が信じられないほど面白くてツボった(笑)
二番目に覚える固有技。名前長くて忘れちゃったけど。
あれもう最高に面白いんですけど…!性能もだけど、効果演出が(笑)
「アイム、ソーリン!」言い出した時は吹いたよ(笑)
てかあれ、最初のポーズはあれか?マイケルか?(笑/違)
すっかり気に入って、そればっか使ってた(笑)
宗麟のアシストに、歳久と家久を連れていくとか。
何考えてんだお前って思ったけども(笑)
つーか。歳久と家久が居るんだったら、義久も居てほしかったがよ…!
義弘が当主設定だから、ダメなのかしら(しょんぼり)
でも豊久も居るんだし…!
ていうか、むしろ島津四兄弟+貴久(父)+新日斎様(祖父)が欲しい。
…無い物ねだりばっかりしてますね。ええ、ほんとに(苦笑)
吉兆として喜ばれるそれだが、今はどうなのだろう。
「蝉時雨も、それに含まれます?」
「入らん」
ぷか、と紫煙を燻らせて。
隣に座った男が即答する。
島津宗家十六代目当主、義久さん。
ポニーテールに括った長い髪を、鬱陶しそうに一度掻きあげた。
「でも。これだって雨ですよね?」
「雨は雨でん、蝉の声じゃ。天かい降っ水じゃ無かが。
――大体、そいまで入れっしもたら、有難味が薄ぅなるがよ」
「有難味……。そういう、問題でしょうか…?」
「……わい(お前)は、存外しつけぇ(しつこい)の。
そいとん何か?蝉にまで頼らにゃならんほど、おい(俺)が
頼り無かち思うちょっとか?」
じろり、と。
涼やかにして切れ長の瞳が、私を睨む。
まさか、と私は慌てて手を振った。
「島津に暗君無し。総領の義久様に、そんなこと言いません。
そもそも、そんなこと思いもしませんよ」
「ふん、口だけは達者じゃの」
ぷか、と。紫煙が再び揺れた。
「大体」
咥え煙草が良く似合う、端整な横顔。
目を眇めて私を見ている。
「吉兆は戦ん時だけで充分じゃ。今これが吉兆なれば、
おいは、わいに要らん期待ばしちまうじゃろが」
「へ?」
ぽかんと口を開けて、彼を見る。
義久さんは、そんな私を見て、失礼なほど盛大な溜息をついた。
「分からんなら良かが。忘れろ」
少し拗ねたような口調で言って、義久さんは立ちあがる。
慌ててそれを追おうとした私に、ついて来んな、と一言。
見上げる私と、見下ろす義久さん。
交わった視線を逸らして、義久さんはもう一度溜息をついた。
「……ここまで鈍感やと、期待すんのもバカバカしかね」
鈍感、と。
止めのように言い捨てて、義久さんは屋敷の奥へと入って行く。
一人残された私に、蝉時雨だけが降り注いだ。
†††
ノリで書いた、かいこさんの義久さん。
ニセモノとか言う以前に、薩摩弁がめちゃくちゃだ…(笑)
島津十字の家久さんも書きたいですねぇ…。
溺愛する愛娘(=亀寿)が居ても。
それでも全然良いよ義久様…!(落ち着け)
ツンデレな感じで書きたい。
いやむしろ、ツンツン時々デレぐらいで。デレが圧倒的少ない(笑)
だってそういう御方だし(笑)
稚拙な駄文ですが、読んでいただいて多謝です(^^)
†
<余談>
久しぶりにBSR宴やってたら。
宗麟が信じられないほど面白くてツボった(笑)
二番目に覚える固有技。名前長くて忘れちゃったけど。
あれもう最高に面白いんですけど…!性能もだけど、効果演出が(笑)
「アイム、ソーリン!」言い出した時は吹いたよ(笑)
てかあれ、最初のポーズはあれか?マイケルか?(笑/違)
すっかり気に入って、そればっか使ってた(笑)
宗麟のアシストに、歳久と家久を連れていくとか。
何考えてんだお前って思ったけども(笑)
つーか。歳久と家久が居るんだったら、義久も居てほしかったがよ…!
義弘が当主設定だから、ダメなのかしら(しょんぼり)
でも豊久も居るんだし…!
ていうか、むしろ島津四兄弟+貴久(父)+新日斎様(祖父)が欲しい。
…無い物ねだりばっかりしてますね。ええ、ほんとに(苦笑)
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