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日常の一コマや感じたこと。 偏見に満ちたオタク発言とか 二次創作発言などが極めて多し。 良く分からないと言う方は、回れ右推奨です。
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 いつもと同じ、午後。
 いつもと同じ、縁側。
 いつもと同じ、茶と茶菓子。
 いつもと同じ、顔。

 いつもと同じ、距離。

 間に大人が一人。
 たとえば図体がでかい次弟すらも、余裕を持って入れるほど。
 それだけ間を置いて隣に座る、女。
 にこやかに笑って、俺の話を聞き。そして喋るくせに。
 
 すいっ。

 何気なさを装って、少し、間を詰めてみた。

 ひょいっ。

 何気なさを装って、少し、間を開けやがった。

「おい」
「はい?」
「……わざとか?」
「何がですか?」

 にこにこと。
 罪の無さげな顔をして、女は小首を傾げる。
 への字にした口で、ゆらゆらと煙草を揺らす俺に
「灰が落ちますよ。危ない」と煙草盆を寄こす。

「……お前は」

 ぷか、と煙を吐き出す。
 眼前に見える桜島も、同じように煙を吐いていた。
 じき灰が降るだろう。そろそろ室内に逃げ込んだ方が良いかもしれない。

「そげに、俺が怖いか?」

 距離を縮めるのが嫌なほど。
 其処まで怖がられるほど、こいつに対して何かをした覚えは無いが。
 逃げられると言うことは、そういうことなのかもしれない。
 独り言のように訊いた声に、女はちょっと目を瞠り。
 すい、と俺から逸らした。

「怖いんじゃ、なくて」

 ぽそ、と。
 こちらも独り言のように呟いた。

「恥ずかしいんです。その…あんまりにも……」

 
 ――貴方のことが、好きすぎて――


「………。阿呆か、お前は」

 小声とはいえ、そんなことが口に出せるのに。
 何で、ほんの半歩でも傍に来るのが恥ずかしいんだろう。

 項まで赤くなった顔を、女は伏せる。
 俺は傍に置いていた帽子を手に取ると、目深に被った。



 同じように赤い顔を、こいつに見られたくなかったから。






 †††
義久お兄ちゃんクリア記念。
そして「かいこ」3巻発売決定のお祝いに(笑)
11月下旬が楽しみだぜ!うへへ…v(キモイ)
クリアと言っても、九州統一エンド。しかも、まだ貴久パパ在職中(笑)
なので「能臣」扱いなのがしょっぱかったんだが。
まぁ、中途半端で放置より全然いいよね!ってことで(^^;)

かいこさんの義久お兄ちゃん(久兄ちゃん)です。
やっぱ久兄ちゃん好きだわ~vv顔も良いし、怜悧で能吏。
島津家万歳を叫んで締めにしようと思います(煩いよ)
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