忍者ブログ
日常の一コマや感じたこと。 偏見に満ちたオタク発言とか 二次創作発言などが極めて多し。 良く分からないと言う方は、回れ右推奨です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『城塞』を読んでますー。
しかし長いね。
読んでも読んでも終わらない(笑)
多分まだ五分の一も読んで無い気がするヨ。
だってまだ大坂の陣始まるどころか、
金地院崇伝さんが出てきたばっかりだよ。
今から鐘(国家安康~ってあれ)の話が
出てこようとしてるとこだもの。
何時になったら又兵衛でてくるんじゃー(-д-)

まぁ、もう少し頑張って読みます。
上巻で出てきてるのは確認済みゆえ。

――んで。
悲しいほど家康が悪役なんです(苦笑)
そりゃあ天下の大狸ですし?
悪謀・陰謀なんでもござれだけど。
大御所が居たから『今』があるんだぜ!と。
すんすん心で泣きながら読み進む。
……だけどね?
だんだんとそんな悪謀家康に萌えてくるのは何故だろう(笑)
何かこう、ちょいワル親父っつーか。
全然この家康好きv嫁になりたい(笑)

小幡勘兵衛、何か可愛い(笑)
小娘と思ってたお夏さんという少女に、
良いようにあしらわれちゃってるのが、何かこう…面白い(笑)
そして今のところ、大野修理も結構好みなんだが(笑)
淀殿が、少しばかり「えー?」な人に書かれている分、
修理さんがちょっとしっかりしてて、大変好み。
うぬぬ、大坂と関東軍と。
どっちも好きな人がいて、中々に困る状態だよ(笑)
PR
図書館にて『司馬遼太郎全集28・29巻』を借りてきました。
目的は収められている『城塞上・下』を読むこと。
…ええ。要するに大坂の陣の話ですよ(笑)
又兵衛でてくりゃ、それだけで読みたい
そんなに好きかと自分に問うが、満面の笑みで是と答えよう
(※落ち着け)

――んで。
僕は美味しいものは最後に取っておく主義なので(それ前も言った)
まずは同時収録されている短編から、読書開始。
何篇か入ってて超お得(笑)
『女は遊べ物語』と『京の剣客』は、以前読んだのでスルー。

・『信九郎物語』
誰のことかと思ったら。長曾我部元親の末息子らしい。
盛親の弟らしいので、多分それで良いのだろう。
元親が晩年、屋敷の下女に手をつけて。
そのたった一度でご懐妊。あとは密かに農民の子として
育てられてたんだってさ。へぇー。
個人的な感想を素直に言えば。
信九郎本人よりも、彼に従って大坂入りした
六人の「ほろほろ」(牢人とも物乞いとも言える。そんな感じの人だと思う/調べろ)が
好きなんですが(笑)
特に最後まで生き残って、大坂城と共に果てた勘兵衛さんが切ない。
信九郎は結局生き残って落ちのびるのだけれど。
彼が「武士」になりきれなかったのは、「武士」として育ってこなかったから。
多分そういうことなんだろうなぁ…。

――そして。
本日のメイン(笑/此処から?!)

・『胡桃と酒』
はいきた!忠興ですよ!ていうか、細川ガラシャの話!
ガラシャこと「たま」の話なんですが、僕に言わせればこれは
忠興の忠興による忠興の為のガラシャ」話ですよ(笑)
てか、齢16の男の子が皆こうだったら恐ろしすぎる(^^;)
同じ女として、ガラシャが不憫でなりません。
でも凄いのは、ガラシャ自身は、あんまりへこたれてないところです。
表だって忠興に楯突くことはしないんだけど、こう、性根が負けてない。
忠興があんまりにも「アレ」なんで、諦めきってるところもあるのかもしれない。

・忠興の「アレ
その1.『絶対に奥から出てくるな。俺の留守中は庭師も庭に入れるな
→俺以外の男に顔見せるな。声かけるな。誰もたまに近づくな。
その2・『たまの顔に見惚れたら殺す
→偶々居た庭師(この時は忠興が在宅してたので入ってた)に「寒いわね」と
 声をかけ、それに庭師がうっかり「さようでございますね」と答えたばっかりに、
 その庭師をその場で首斬った。
 別の日、朝飯食ってるたまと忠興。たまに庭師が見惚れただけで首斬った。
 それでも動じず朝飯を食い続けるたま(それもどうかと思うが)を見て、
 「ちっとは動揺しろよ!お前は蛇か!」と逆ギレ。
 「鬼の妻には蛇が似合いじゃ」と言い返したたまも、相当強い。
その3・『親父だろうとたまに色目使ったら許さん
→「お前の嫁、稀に見る逸材だよな」と幽斎(忠興のパパ)が褒めたらば。
 「たまが美人だからって、まさか息子の嫁に目ぇ付けたんじゃねえだろうな」と
 猜疑心まるだしで食ってかかったよ。
その4・『他の誰かに汚されるくらいなら、いっそ死ね
→たまの美貌に秀吉が目を付けたらしい。当時は「女房狩り」と揶揄されるほど、
 秀吉の美人人妻漁りが酷かった。絶世の美貌を持つたま、ピンチ。
 忠興、部屋中の壁に火薬敷き詰めた小部屋(要約)に、たまを監禁。
 「俺が戻るまで(朝鮮出征)、此処から出るな。秀吉が押しかけてきたら、
  部屋の火薬爆発させて貞操を守れ。あんなサルに汚されるくらいなら、
  いっそ爆死して骨まで粉々にしろ。遺体すら人目にさらしてなるもんか」

……などなど( ̄▽ ̄)
――もうあれです。忠興はちょっと執着・悋気が異常です
束縛系武将、歴代一位だと思います(遠い目)

でもこんな恐ろしい忠興ですが。
たまの為にと着物の柄をデザインしたり、自分は好きじゃないけど
たまが喜ぶからと基督教を必死で勉強したり。
そういうところが、いじらしくて可愛い気がしなくもない(笑)
タイトルの『胡桃と酒』が、あとで「そういうことか!」と効いてきます。
個人的に忠興嫌いじゃない…というかむしろ好きの部類に入るので(待て)
わりと好きです。この話。
ガラシャをたんなる「悲劇の人」とは描いていない。
ガラシャの諦めにも似た淡々さ。それが返って切なくもある。
根っこのところで空回りしまくった夫婦。
それが感想でしょうかね。

明日から、ちょっとずつ城塞読むぞー(^▽^)
 きっとこれが最後だろう――
 腕に抱く彼女の寝顔を見ながら、そう、確信していた。
 
(……幼い顔だな)

 歳は既に二十歳を超えているという。
 その割に幼い顔立ちをしているように思う。
 ――それとも。
 『人生五十年』と生き急ぐ、俺達の方が老熟しているのだろうか。

(…睫毛、こんなに長かったか?)

 障子越しの月明かりに浮かぶ寝顔。
 改めてしみじみと見つめて、新たに発見した。
 しっとりと汗ばんだ顔。
 震えるような睫毛。
 俺を逃がさないと言いたげに、着物を握る、小さな手。

 ――間違った、とどこかで思った。

 最初から死ぬことは分かっていた。
 もう此処は、俺達のような男が生きていく世界じゃない。
 武辺者が夢見て走る世界じゃない。
 能吏がのし上がっていく世界。
 そんな世界では、俺たちは生きていけない。
 ――だから、此処に。大坂に来たのに。

 どうしようもなく、惚れてしまった。
 どうしようもなく、愛おしく思ってしまった。
 
 生きたい、と言う言葉が、脳裏をかすめた。
 
「う……ん……」
 
 彼女が僅かに顔をしかめた。
 起きてはいない。
 だが、思考を読まれたようで、少しだけ焦った。

「……俺は、もう、此処には戻ってこない」

 囁くように口にして、頬を撫でた。
 今度は擽ったそうな顔をする。――愛しい、嬰児の様な顔。

「だが、正直……。正直言えば、あんたのことだけが、心残りだ」

 行く末を共に。
 そう夢見たい。でもそれは叶わない。――俺が自分で叶えない。

「あんただけは、死んでほしくない。幸せになってほしい。
 俺の分までなんて言わない。ただ、あんたが幸せでいてほしいんだ」

 無理を言う。――分かってる。
 幸せになってほしかったら、気持ちに。
 想いに応えるべきでは無かったのに。
 ――だが。

「俺は幸せだったよ。人生の最後で、あんたに出逢えた」

 自分勝手な幸せを、許してほしい。
 俺は十分幸せだった。これ以上は、もう要らない。
 彼女のぬくもりだけを抱いて、そうして、逝ける。

 穏やかに眠り続ける彼女。
 最期の最期。往生際悪く。

 俺は彼女を、強く抱きしめた。





   †
五月十日。で後藤さんなので(待て)
昨日の又兵衛さんサイドの話と言うか。
二日続けて死にネタもアレだと思い、前夜の話に。
…微妙に死にネタやん(汗)>自分
で、でもまだ道明寺前夜だし!(言い訳)
また改めて、甘いの書くかサイトに開設します!(ヲイ)
昨日と揃って読んでいただき、有難うございました!
 ※いわゆる「死にネタ」なので、
   苦手な人は回避の方向でお願いします。









 空を大河と例えれば。
 其処を泳ぐ鯉のぼりは、確かに龍へと変じよう。
 葉を剣と例えれば。
 咲き誇る菖蒲は、守られし君なのだろう。

 だから、私は。
 その菖蒲を思い切り引き抜いた。

「守られてばっかりで。――返してよ」

 花に罪は無いのに。
 『守られている』その様が、酷く癇に障った。

「返してよ。――貴方の所為で、あの人は……」

 達者でな、と笑っていた。

 帰ってくる、とは言わなかった。
 戻ってくる、とは言わなかった。
 待ってろ、とも言わなかった。
 
 別れの言葉を一つだけ残して、夜霧の中に消えて行った。

「あんなに、好きだって。ずっと傍にいるって言ったのに」

 言葉が届いていなかったんじゃない。
 言葉を。想いを受け止めて。
 それでも最期は無言の笑みで背を向けた。
 ――その優しさが、私を傷つけると知りながら。

「バカだよ。こんなに、良い女を捨てて」

 数百年の時を経て、まだ、こんなに貴方を想っているのに。

「バカだよ。あんな甲斐性なしに、こんなに惚れて」

 数百年の時を経て、まだ、貴方を忘れられない。
 忘れたくない。

「……見てなさいよ」

 涙で滲んだ視界を、蒼穹へと向けた。
 気の所為か、鯉が龍の姿に見えた。

「二度と会わないで済むとか。地獄でせいせいしてるんでしょうけどね。
 私は、どこまでだって追いかけてやるんだから」

 極楽行きのチケットなんて破り捨てて、閻魔に喧嘩を売ってでも。

「今度こそ絶対逃がしてやらないんだから。
 ――覚悟してなさいよ。……後藤又兵衛っ!」

 晴れ渡る五月の空。
 引き抜いた菖蒲――剣を握りしめて。
 私は、涙をぬぐった。




     †
鬱ブログ(苦笑)がいつまでもトップじゃアレなので。
久しぶりに又兵衛話を書いてみる。――が、内容死にネタ(爆)
もっと甘いの書けよ>自分
又兵衛さんが討ち死したのが、子供の日の翌日と言う話を
小耳にはさんだので。…もう遅いけどね。過ぎたけどね!(泣笑)
現代に戻った彼女って設定です(今更)
特別ドラマ企画(?)の、『理由』を見ました。
ミステリーと言うよりも、人情話のカテゴリに入れたい(笑)
尤も、謎が色々ちりばめてあるので。
そういう意味では、まさにミステリーのカテゴリなんですが。

原作は読んでないので、純粋にドラマの感想になりますが、
なんつーか…深いです。考えというか、感慨というか。

「家族ってのは一番近いけど、他人よりずっと遠い」

――というような台詞があったんですね。
それに、なんかちょっと思うことが。
「ああそうだなぁ」と思ったあたり、ちょっと鬱ってますね。
自覚出来る分、まだ軽いと思うけれど(苦笑)
何かそういう意味で、ところどころ泣きそうになったです。
(おかしいよ>自分)

自己嫌悪とイライラと。
何かいろいろ鬱。
いっそどっか遠くに行きたい。
引き返せないくらい遠くに行って、そして後悔するんだよ。
それは分かってる。
でもそれ以上に、結局甘えで本気じゃない。
どこかに行ってしまおうという、度胸が無い。
――それを一番分かってる。


あれ?何か途中からおかしい。
きっと気分が落ち込んでるからだ。
とりあえず、愚痴って少しスッキリしたから。
明日もまた一日頑張ってみよう。
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[03/12 生存者R]
[12/09 Rです(`▽▼)]
[10/14 Rですψ(●▽´)ψ]
[04/10 Rです(六▽ ̄;)]
[01/05 Rです(六▽ ̄;)]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
Copyright ©  -- DailyLife --  All Rights Reserved
Designed by CriCri Material by 妙の宴
忍者ブログ  /  [PR]